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お子さんへの紫外線対策について

A)最近は、インフルエンザの患者さんは、ほとんど見られなくなりましたが、新型コロナ感染症の患者さんには、少し増加傾向にあるようですので、発熱が続くような場合には注意が必要です。一方、「手・足・口病」や「ヘルパンギーナ」などのいわゆる「夏風邪」が多くみられるようになりました。また、咳や鼻汁を伴う「喘息」の患者さんが増えています。夜間の咳などが続く場合には早めの受診をお願いいたします。  B)これからの時期は、これまでよりお子さん達が外で遊ぶ機会もより多くなると思います。そこで、お子さんへの[「紫外線対策」が必要となります。

 

1)以前はビタミンDを摂取するために日光浴が必要とされていましたが、今日では、お子さんは成人よりも紫外線の影響を受けやすく、子供の頃に受けた紫外線の量が多いほど「皮膚がん等」、将来の健康に悪影響がある事が指摘されています。そこで、出来るだけ直射日光などの紫外線を避けて日陰などで過ごすことが奨励されています。

 

2)紫外線の量は4月頃から上昇を始めて5~9月頃までがピークとなります。

 

3)紫外線は一日のうちで朝10時頃から午後3時頃までが最も強い時間帯です。お子さんのお散歩等の外出は出来るだけ朝夕の時間帯にするように心がけて下さい。

 

4)日陰や帽子は、太陽からの直接の紫外線を防ぐ事はできますが、大気中に散乱している紫外線を防ぐ事はできません。「日陰であっても、紫外線を浴びている」という事を忘れないでください。

 

5)日焼け止めとしては「耐水性」であること。SPF(紫外線Bに対しての有効性)15~30位、PA(紫外線Aに対する有効性)+1~2程度。の物をお勧めします。更に、日焼け止めの有効時間は2時間くらいですので、2~3時間おきに塗りなおすことが必要です。

 

6)他の外用薬との使い方としては、まず普段使っているローションや泡状の保湿剤を十分に塗って、その上に「日焼け止め」、更に必要な人は最後に「虫よけ等」の順番で塗ってあげて下さい。